みーちゃそという1人の人間の恋のおはなし まとめ

ノンフィクションです。闇です。ただの駄文です。それでもみーちゃそという1人の人間の素顔が見たいという物好きさんは、

どうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みーちゃそは結構、人に好かれるような性格をしてません。

というより、空気が読めないんです。

これはこういう流れなんだって、普通ならわかるところを、みーちゃそは数時間おいて漸く理解するのです。

あと、対人コミュニケーション能力もなく、自ら進んで話しかけるようなことなんて考えもできませんでした。
もとより、特別支援学級の子なんて、誰も近づこうとはしないのは自明の理なんです。

 

そう、みーちゃそは発達障害なんです。
社会的にイレギュラーな存在であるみーちゃそが、

人並みの恋をして、

愛を交わし合う、

そんな人を望むなんて、調子にのるなと言われても仕方がないです。

でも、みーちゃそは誰かからの愛を貰いたい、愛されたい。
その一心で、小学校で特別支援学校を乗り越え、中学では特別支援学級のある普通の中学校に進み、
今、高校では普通科の1人の、何の社会的ハンデもない、ただの高校生として生活をしています。

――――――みーちゃそという1人の人間の恋のおはなし #1

 

高校生となり、みーちゃそが発達障害児(蔑称ガイジ)という事実を知っている人はごく僅かとなり、
どうやらその話を噂として振りまく暇人もいない事にまずは安堵し、高校生活を過ごしてました。

しかし、みーちゃそは根っからの恋愛小説愛読家。
歩くハートの化身のみーちゃそは現実で小説のような展開があることを本気で信じてました。

隣の子と恋仲、なんてこともなく、図書館で仲のいい人と気付いたら、なんてこともありません。

フィクションとノンフィクションを履き違えた人間はありもしない虚像を実像と見間違え、
絵空事に夢馳せる哀れな人間として、高校生活を2年間過ごしていました。

――――――みーちゃそという1人の人間の恋のおはなし #2

 

 

高校三年生、
受験シーズンなんですがみーちゃそはこつこつと模試で判定を積み重ねて、中くらいの順位を維持する、本当に普通の人間でした。

自分が普通でいられる。

「普通」という言葉に囚われすぎていたのかもしれませんが、その喜びは突如として消えます。

 

みーちゃそは発達障害者であるという怪文書が全クラスに広まりました。

その影響で、みーちゃそは知らないけど、相手はみーちゃそのことを知っている、という謎の状況が今現在まで続き、
面白半分で話しかけにきたんだな、と、あたかも第三者目線で見るかのように考えていました。

兎にも角にも、これで高校生活はおしまい。

夢だった「恋をする」ということも叶わず。

 

そう、思っていました。

――――――みーちゃそという1人の人間の恋のおはなし #3

 

(幕間)

何でこんなこと書いてるのか。それは自棄から来るものなのか、それともfriends.nicoでの自分のキャラを貫き通すには良心が邪魔をして、ありのままのみーちゃそを知って欲しかったのか、今これを書いている理由も本人にすらわかっていません。

ただ、書きたいから手が動くんです

 

 

程なくして、文化祭が始まりました。

みーちゃそは裏方として従事していたので、3年間文化祭の出店したものを見て回る、ということも全くありませんでした。

当然、前述したガイジ云々の所為もあり、みーちゃそは周りから声をかけられることもなく、
黙々と、自分のやるべきことをこなしていました。

別に労ってほしいわけではありませんでした。

ただ、お祭りという「普通」の人間が楽しむ場所にみーちゃそは必要ない。そう判断したんです。

 

文化祭の終盤、イベントも大詰めとなり学校を東奔西走していた時、

お疲れ、大変そうだね、頑張って、という、

そんな優しい言葉をかけてくれた人がいました。

 

 

 

それが、わたしの好きな人との最初のできごとです

――――――みーちゃそという1人の人間の恋のおはなし #4

 

 

みーちゃそは幸せでした。

わたしのいうこと1つ1つに、笑ってくれること。

 

 

みーちゃそは幸せでした。

わたしが右も左も見ずに前進している馬鹿な姿を、
手を繋いでしっかりと見守ってくれていたこと。

 

 

みーちゃそは幸せでした。

みーちゃそが発達障害児ということを知ってもなお、好きでいてくれたこと。

 

 

みーちゃそは幸せでした。

こんな、優しい人間と、両思いになれたこと。

 

 

みーちゃそは、

幸せ、

でした。
でしたんです。

そう、全ては過去、-ed系です。

――――――みーちゃそという1人の人間の恋のおはなし #5

 

10月17日、ええ、日付もはっきりと、今も覚えています。

 

わたしの恋人が、突如として不登校になりました。

理由は、不明。

というのも、本人はみーちゃそに用事と言っていたけど、

他の人には風邪、視力の著しい低下、諸々と様々な理由が出てきたので判断が難しかったのです。

当然、不登校が1週間を過ぎた頃には不審がられていました。

 

大丈夫、きっとすぐに学校に来るはず。

 

そう信じて、時間割を送ったり、具合が悪いと見込んでお見舞い品を送ったり、いろんなことをしてみました。

今でもその行動が正しいかなんてわかっていません。

でも、そうするより仕方なかったんです。

 

何もしないという行動に、無性に自分へ苛立ちを募っていくとわかっていたから。

 

 

2週間頃、学年単位でとんでもないゴシップが広まりました。

 

 

みーちゃその彼女が不登校な原因は処女喪失と。

 

 

 

相手は、みーちゃそだと

――――――みーちゃそという1人の人間の恋のおはなし #6

 

火の無い所に煙は立たない。

そう思っていたのですが。

 

程なくしてみーちゃそはガイジでしかも1人の人間を不登校にした、

 

「普通」とは到底言えない人間であるという烙印を押されました。

 

今も変わりません。

これからも。

 

 

 

でも別に、わたしの恋人は悪くないんです。

 

悪いのはそんな噂を振りまく嘘子さんなんですから。

 

既に精神は受験勉強との釣り合いで均衡が崩れる一歩手前でしたが、
わたしは、わたしの好きな人が「好き」でいられることへの喜びで、1日1日を過ごしていきました。

――――――みーちゃそという1人の人間の恋のおはなし #7

 

11月の終わり。

恋人さんが登校してるという噂を耳にしました。

わたしはクラスのわたしに対する険悪なムードから逃げたいがために、教室を後にし、探しにいきました。

 

 

本当に偶然でした。

教室に行こうとする恋人さんを見つけたのです。

感極まり涙が出そうにもなりましたが堪えて、お話をかけてみますが、帰ってくるのはジェスチャー。

なるほど。とみーちゃそは納得。
やっぱり喉か何かがやられてその影響で来れなかったんだね!と、理解しました。

30日余り休む理由としては常人には理解できませんが、

 

みーちゃそは、「普通」ではないのでいともたやすく理解しました。

――――――みーちゃそという1人の人間の恋のおはなし #8

 

数日経ち、みーちゃそはとんでもない話を聞いてしまいました。

 

みーちゃそのいない場所では普通に声出して喋ってるよ、と。

 

当然、信じられません。普通じゃないんですから。

彼女は授業中も声が出せないからと質問を先生から受ける時もジェスチャーで回答していました。

そこまでしているのに何故、

どうして、

みーちゃそにだけ声を発しようとしないのか。

 

みーちゃそは理解の範疇を超えました。

 

 

当然、その現状を周りが見ると、みーちゃそが強姦をしたという既成事実を作り上げてしまうのは最早仕方のないこと。

 

みーちゃそは精神を繋ぎ止める最後の糸がぷつん、と切れました。

 

その日みーちゃそは授業の合間に学校を飛び出し、ポケットに入ってた定期券で、あてもなく、ただ揺られながら、街を駆け抜けました。

 

 

普通でありたいと願っていたみーちゃその、

 

普通ではない行動で、

 

みーちゃそは初めて高校生活に「欠席」の文字を入れました。

――――――みーちゃそという1人の人間の恋のおはなし #9

 

ここからはトゥートに上げなかった分。

 

その日からみーちゃそは変わってしまいました。

 

何かあればすぐに泣き、反面感受性はやたらと豊かになっていきました。

その分、受けるダメージも増え、悪循環となるんですが。

 

あと10日の夜に更新。