一年の軽い振り返りとピューロランドオフのログ
目次
この記事は「フ鯖の年末2022 Advent Calendar 2022」4日目の記事です
https://adventar.org/calendars/7491
軽い振り返り、この一年
支えられてばかりな一年だったなと振り返って思う。
私の2022年はあつまれどうぶつの森でポチ袋を空のまま送りつけてしまうという大失態からはじまった。
あまりにも落ちこんでせっかく買ってきたおせちも食べる気にならなかった状態だったのだけど、イヴさんが「シュレーディンガーの犬」だったかな、いろいろ混ざった何かを間違えていってしまい、私にとってはこれが初笑いに。
励ましてもらったおかげで昼頃ようやく食べる気になったことを覚えている。
Jさんもやってきて新年早々からいろんなお話聞かせてもらったんだっけな。
そんな2022年の私の抱負は「今年も生き残ること」
1月下旬にポケモンレジェンズ アルセウスが発売。
しばらくはこのゲームをずっとプレイしていたのだけど、3月辺りからはなんとなく気分が落ちこんで何もする気分にならない時期が長く続いた。
2月の戦争のことも、7月の暗殺事件のことも……本当に自分の耳が信じられないような事件が続いたのもあるのかな。
あんまりにもなんにもする気が起きない状態なのにイヴさんにかまってもらってしまって、なんだか申し訳なかったのでなし崩し的にSteamのフレンド登録させてもらったのもこのあたりの時期。
イヴさんにおすすめしてもらって購入した「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」も、プレゼントしてもらった「The World is Your Weapon」というゲームもまだ積んだままだな……。
6月ぐらいまでずっと気分が上向かない時期が続いていて、まりるりんとさんにも心配をかけてしまったんだっけな。
よしさんがどりずる鯖にやってきたのも6月頃だ。
7月中旬、私はとある事情で入院することになった。
これ以上心配かけてしまうのもなって思って自鯖にだけ状況をメモするつもりでいたのだけど、まりるりんとさんにはあっさり見つかってしまって結局心配をかけてしまうことに。
もうバレちゃったしとDiscordでは素直にうちあけたのだけど、まりるりんとさんだけじゃなくていろいろな人に心配をかけてしまった。
まりるりんとさんのBDSPのデータ。224ばんどうろ、ピカピカ岩に刻まれたもの。
相談にのってもらってたのは私の方なのに……でも本当にうれしかった。
画像はまりるりんとさんからのいただきもの。
私のWiiUで購入したVC版ロックマンエグゼ4.5
私がDiscordでぼんやり配信している途中にこっそりとイタズラ書き。
「ありがとうを伝えたい相手」と刻まれてしまったことへの
仕返しのつもりだったのだけど、でも当人にはしっかりみられていました。
ピューロランドオフまでの紆余曲折
この入院中にピューロランドでオフ会しようという話が上がった。
よしさんはご両親とピューロランドへ行く予定があったのだけど、よしさんのご両親の都合でこの予定がキャンセルになってしまったのだそう。
まりるりんとさんからよしさんに、なら一人ででも行っちゃおう、一人じゃ難しそうなら一緒に行こうと声をかけたのが始まりだった。
本当は8月にも行われるはずだったのだけど、金銭面やイベント抽選とかいろいろあって、8月27日はまりるりんとさん一人で、ピューロランドでのオフにむけた下見も兼ねて、という形でピューロランドに行くことになった。
よしさんは一人で行動することには不安があって、でもかといってまりるりんとさんにだけ負荷がかかってしまう状況になってしまうのも申し訳ないという話になっていた。
私はこのとき、であるなら他の誰かも一緒に誘おう、人数が多ければ分散できるから、とアドバイスしたのだけど、
まさかこれが後々自分のところに戻ってくることになるとはこのころは全く想像していなかった。
興味がないわけではなかったけれど、自分がオフ会で誰かと会うなんて、ましてやテーマパークへ一緒に遊びに行くことになるなんて考えてもいなかった。
9月はじめ頃、今度こそピューロランドでオフ会という流れになり、10月21日(金)に日付が決まった。
やはりよしさんのことを考えると人数が多い方がいいという話にもう一度なり、私の方から何人かに声をかけた。
このあたりは私がよしさんとお話してる中でまりるりんとさん置いてけぼりのまま話を進めてしまったところもあって反省。
平日ということもあってか、参加できるという人がなかなかいなかった。
この件について、言い出しっぺは私。なんの役にも立たないアドバイスになってしまったなと感じた私は、二人には秘密で私の仕事の上司に無理を言ってなんとか10月21日にお休みをもらう。
私は誰かと直に顔を合わせることにはすごく不安に感じていたから、誰も他に参加できる人がいないとなった場合にだけ参加すると二人には伝えた。
参加できる人はなかなか現れず、私も参加することになった場合に備えて準備を始めた。
そもそも仕事と通勤中の寄り道、食料や日用品の買い出し以外で外出することのほぼない私は外行きの服なんてものもなくて、
しまむらとユニクロで適当にひっつかんで帰ったりもしてたのだけど、あまりにそういう経験がなさすぎたため買って帰ってタグ切るときに”WOMEN”――つまり女性用――ときちんと書かれていることにようやく気がつく、なんてこともしていた。ユニクロってちゃんと男女で置き場?分けてあったんだ(当たり前だっ!)。
移動の関係で追加で前日である10月20日にも午後半休を取得した。
結局最終日まで他に誰も参加できる人は現れなかった。
まりるりんとさんは気を利かせてまりるりんとさんのリアルのご友人さん、Iさん(仮称)を一緒に誘うことになっていたのだけど、
当初の約束通り、他に誰もいそうにないので私が参加すると確定させたのがオフの一週間前のことだった。
とはいったものの、宿泊のホテルの場所や集合場所まで何から何までまりるりんとさんまかせになってしまったのは申し訳なかったなと思う。
シナモロールたちのキャラクターの中に「シフォン」というお友達がいるから名前が紛らわしいし、私のことは別名で呼んだほうがいいのではと提案したのだけど、
みんな特に気にしないし逆に混乱のもとだからとそのままでいくことに。
まりるりんとさんのおかげで予定が固まる。
行きについては前日10月20日に自宅を発って
新幹線の駅があるところまで地方ローカルの電車で移動、
新幹線に乗り換えて新大阪まで
新大阪で一度降りてホテルに宿泊
翌10月21日の早朝朝一番の便(午前6:00発らしい)に乗って東京まで
帰りについては状況次第、私が体力面で不安があって、予定通り最後までいられるかどうかもわからなかった(状況次第で途中退場も視野に入れていた)ため予定をあえて固めきらず。
予定通り最後までいられた場合は東京駅から数分歩いたところにあるホテルに宿泊することになった。
ピューロランドオフ直前の準備
当日前最後の買い出しに。マスク類とかもこの日に整え直した。
私はマスクはすこし苦手よりなほうなのでエアロテクトの息がしやすいことを謳っているマスクに。
たまたま入ったスーパーに不二家のお店が入っていて、そこでサンリオとコラボしたマカロンが販売されていることに気がつく、のだけど今買っちゃったらもたないのでその日は見るだけで買わずに帰宅。
まりるりんとさんにチケットの購入も済ましてもらった。一人3040円なのだそう。
イベントも当選して参加できることが確定して喜んでたな。
私はというと、そのイベントが何なのかさっぱりわかんなくてついていけなかったのだけど……ほんと全然勉強してないなこいつ。
COVID-19の3回目ワクチン接種証明書が必要だと教えてもらった。
なのだけど、今、私の手元にあるのは4回目のワクチン接種証明書だけ。3回目のものはどこにいったかわからない。なんでそんな重要書類をきちんと管理してないんだい?……うん、私もそう思う。
まりるりんとさんによると4回目のものでも問題ないらしいのでこれを使うことにした。コピーをとったり写真を撮影してスマホに保存したり。
ぎりぎりまで髪を切らずにいたのだけど、10月17日に散髪屋へ。
遊びに行くので少し長めがいいと伝えたのだけどわりとバッサリ落とされちゃったなと思う。
よしさんにはこういうのは散髪屋よりも美容院のほうがいいと教えてもらった。
コンビニでクレジットカードとして使えるプリペイドカードにチャージ。
ついでにいちご新聞を売っていることに気がついて購入した、のだけど結局まだ開けてないんだよな、頃合いを見て読みたいな。
10月19日(水)は残業が決まっていたのでその前の10月18日(火)に不二家でマカロンを購入した。
6種類あって、同じものを詰めることもできるとのことだったのでシナモロールのマカロンを6つ注文。
ちょうどシナモロールのマカロンは6つだけ残ってたので全部買い占めちゃう形になっちゃった。
冷凍してたら日持ちするらしいので当日までもつことを祈りつつ。これはまりるりんとさんやよしさんたちには秘密。
広島のお土産としてもみじ饅頭や川通り餅も考えたのだけどマカロンがあるし、よしさんは食べられないものも多いと聞いていたので今回はスルー。
マカロンも食べてもらえるか、内心とても心配だった。喜んでもらえるかなって……。
花粉でも飛んでいるのか、私の鼻の調子が悪いのもちょっぴり心配。
10月18日におおよその荷物は詰め込んでしまっておく。
ついでにシナモロール20周年記念のガチャポンひいたときのダブってしまったものも詰め込んだ。プレゼントできるかなって思ったんだ。
前夜祭
いよいよ前日、10月20日。午前中だけ仕事をして午後にあがった私は前日にまとめておいた荷物を持って出発。
バッグの中に入れて一緒に連れ歩くことにした人形たちに励ましてもらいながら予定通りのルートを目指す。
あいにく私のいるところはど田舎なので最寄りの駅は電子マネー類の決済は不可能。
そもそも無人駅だものね、降りるときも切符は駅に設置された箱に入れてそれでおしまい。
機械の窓口で切符を買って、在来線に乗り込む。
さめじまさんの「週末ふわふわシャワーズ買いに行く」というトゥートを「週刊ふわふわシャワーズ買いに行く」と空目するようなあほをしながら。読みたい……読みたくない?
かけていた音楽は、
地平の彼方へ ……Dragon Quest Vより
ほとんど外に出ない私にとって、ひとたび列車に乗り込めばその先はもう知らない世界。電車に乗って地平の彼方へ。あとはもう、いけるところまで。
出発したタイミングがよかったのだろう、ストレートに在来線から新幹線に乗り換えることに成功したのだけど、
あまりにストレートだったため、駅弁はなんとか買えたけどお土産もみてまわるまで余裕がなかったのが心残り。
みんな長袖だなぁと半袖の私はあたりをキョロキョロしてた。私があつがりすぎなだけ?
帰りに購入したもの。広島限定の品らしい。
行きがけにも見かけたのだけど買う暇がなかった。
よしさんにプレゼントしたかったな。
でもちゃっかり駅弁は買っていったんだよな。
美味しそうだったので写真を撮るのを忘れかけた。
柔らかい穴子の味がじんわりしみてとってもおいしい。
予定通り新大阪で降りる。
新幹線の切符を買ってから出ようとしたのだけど……Googleナビを頼りに出ようとしてもなんでかうまく出られない。
出口はあるのだけど、出た先にあるのはバスやタクシー乗り場みたいなところだけ。
外に出られる歩道がない。横断歩道もみあたらない。
う〜ん??と思っていたらそのうち理解。ここ、3階。出られるわけない。
……なんで無駄に韻を踏んだの?たぶん、ことのはさんの影響だね。
でも私にはリアルタイムで韻を踏むことは無理だよ、そんなに頭の回転早くない。
異邦の地。
ナビがうまく機能しなくて遠回りになったけれど、無事にホテルにチェックイン。
ホテルのすぐ近くにはなか卯があった。マストドンでよく話題になっている実店舗みたのは初めてで気になったのだけど今回は早寝しないといけなかったのでスルー。
無事チェックインできたことを連絡用Discordに書き込む。
翌日は早朝から活動しないとだったから20時ごろだったけれどもう寝ることにした。
なかなか寝付けなくてちょっぴり苦労したんだっけな。
私が寝ている間はまりるりんとさんとよしさんの前夜祭。
寝ていたから確認したのは翌日だったけれど、その間によしさんはどこかなにかのお店に入ってたのかな、銀杏の串焼きを、
まりるりんとさんとIさんはサイゼリヤというお店でディナー。ワインも飲んでたみたい。
サイゼリヤも私の身近になくて店舗みたことすらないんだよね、また今度、ご一緒できたらいいな。
遠回りになっちゃったけど無事到着。
当日早朝
10月21日、オフ当日。ふと目を覚ましたら、周囲がすでに明るい。
まさかと思って時計を見たらすでに午前8時を過ぎている!!!
……というのは夢の中のお話。ほんっと当日にこういう夢見せるのやめてほしいよね、こんなの飛び起きるに決まってるじゃん?
飛び起きる形で目を覚ましたのは午前3時台。まだ早いので少し寝っ転がって目を閉じて過ごして、午前4時ごろ行動開始。
冷えていたので朝風呂を決めこんだ。昨夜はうまく寝付けなかったのだけど、早寝したのが正解だったね、思ったよりは眠れたように思う。
Discordのチャットで早朝の夢の件をよしさんに慰めてもらいつつ、荷物をまとめて出発の準備。午前5時前に荷物をまとめてチェックアウト。
ホテルから駅へは目的の方角がわかりやすかったので行きよりもスムーズにいった。
都会の早朝もやまない喧騒の中を、下向きの三日月の照らす道を歩いて新大阪駅へ。
新幹線乗り場のゲートは午前5:30にならないと開かないらしい。
待合には私と同じように始発の便に乗るつもりなのであろう人々が集まっていた。
午前5:30になるとともにゲートが開き、同時に売店も開店をはじめた。
新幹線は午前6:00発なので時間の余裕はあったのだけど、大阪のお土産買うのは……う〜んと悩んで結局また駅弁だけ買って新幹線に乗りこむことに……
なのだけど、どうも私が注文したつもりの駅弁とは違うものを渡されてしまったらしい。
レシートには私が手にした駅弁の名前が書かれていたのでおそらく私が注文をミスしただけなのだろう、会計上も問題にならないはずだしこれはこれでいいかなと思うことにした。
こういうのも縁だものね、開けたらとっても美味しそうだったし。
予定通り午前6:00発の東京行きに乗り込んで朝ご飯を楽しんでから、到着までもう一眠り。
3人は夜行バスだったのだけど、思ったよりもゆっくり眠れて予定通り到着できたみたいで一安心。東京駅の中にあるマクドナルドで時間を潰してるんだとか。
上手に撮影できなかった。
オフ会当日の朝ごはん。鮭が柔らかくておいしい。骨はあるので注意。
でもハラス焼きってどういう料理なのか私は知らないんだよね。
新幹線の中で車窓を背景にぬい撮り、一度やってみたかったんだ。
オフ会のはじまり
東京駅が近づく。
合流ポイントが決まったら教えてほしいと伝えたら、よしさんから新幹線を降りたら八重洲側方面へ向かってほしいと返ってきた。
気分を引き締め直さなくちゃと考えたのだけど、こういうときは音楽の力に頼るのが私流。
流していた音楽は
012-Theme01 ……RPGMakerXPより
なにかの始まりを告げる鐘の音。新しいことに手を出すときによく聴いてるんだ。
Positive Force ……VVVVVVより
正のチカラ、気分を上げてノせるときにはコレ。目覚ましに設定してる人もちらほらいるんだとか。
かぜのとりで ……洞窟物語より(未使用曲)
強い風の吹き抜ける高所を思わせる、爽やかなメロディがお気に入り。思わずゴーグル(風から目を守るため)をつけたくなるよね。
新幹線を降りたあと、あちこちさまよってなんとか八重洲南口というところを出られた。連絡用Discordチャットに書き込み新幹線乗り場のゲートのすぐ近くで待機。
ポケットにマイナンのぬいぐるみを忍ばせて。
スマホで連絡用チャットを確認していたらふと声がかけられる。
顔をあげると、見知らぬイケメン。見知らぬ顔なのはまぁそりゃそうだ、知ってる顔があったほうがびっくりするよ。
驚き戸惑っていたらあっという間に美形3人組に取り囲まれて、ようやくその声に聞き覚えがあることを思い出す。「……まりるりんとさん?」
ポケットから顔をのぞかせるマイナンを見せながら軽く自己紹介を済ませて、駅にあるロッカーへ。
私にとってはここは異世界も同然、案内されるがまま。途中で3人が時間を潰していたというマクドナルドの店舗も見えた。
ロッカーの使い方も一から教えてもらってしまった。
電子マネー決済ができてそのカードがそのまま鍵にできるロッカーなんて私が住んでるところにはないものね。
大きなカバンをしまって移動用かばんだけに持ち替え。そして持ってきたマカロンを3人にプレゼント。
……ずいぶん揺れたし、中身が無事だといいなと祈りつつ。
シナモロール20周年記念のガチャポンのダブってしまったものもここで手渡すことに。
4人で移動を始めるのだけど、あたりは人、人、人。
少しでも気を抜けばはぐれてしまいそうな不安のなかで、必死に3人を追いかける。
なんでも八重洲側方面の出口は3人が移動に使った夜行バスの乗り場や時間つぶしに使っていたマクドナルドには近いのだけど、ピューロランドへ向かう列車の乗り場はその反対側にあるのだそう。
なんとか一緒に列車に乗り込んでも不安でいっぱいだったのだけど、そんな状態を察してか何度も声をかけてくれたのはとても嬉しかった。
近くで知っている声がするって、こんなに安心するんだね……。
気は張り詰めたまま。経験上、こんな気の張り方してたら午後まで持たないのだけどと思いつつ、せめて呼吸だけでも整えようと深呼吸。
あんまりな様子だったのか、よしさんが連れているシナモンの人形のひとつ、「おもちくん」を取り出して私の気を紛らわせてくれたんだったかな……記憶があやふや。
もう何線に乗っているのかもわからなかったけれど、案内されるがまま京王多摩センター駅へ。
目に飛び込んできたのはカラフルなサンリオのステンドグラス。白黒していたのは私の目。
写真でしか見たことなかったけど実際目にすると壮観。
シナモンもみつけたよ。
向かう途中でいろいろなお店が並んでいるのをキョロキョロ見回す。
コンビニから歯科、薬局、ゲームセンター……意外といろんなお店入ってるんだね。
まりるりんとさんによると、ここはピューロランドのお膝下であると同時にベネッセの本拠地もここだからしまじろうでも有名な道なんだとか。
……私はいわゆるお勉強は得意じゃないかな、うん……肩書は理系のくせして数学赤点とかやってたし。
座れるベンチについたのでここでみんなで休憩。ピューロランド内は食品を持ち込めないそうなのでマカロンはここで開封。
6つ入りなので3人に2つずつ。箱は少し潰れてしまっていたようだけど、中のマカロンの形は崩れてなかったので一安心。
よしさんはマカロンが好物なんだって。知らずに買ってきたのだけど喜んでもらえてとても嬉しかった。
……私は来る前にもう食べたから、とそう伝えたのだけど……みんなに食べてほしくて、とっさにみんなに嘘をついてしまったんだ。ほんとうにごめんなさい。
それでも柔らかな天気の下、とても穏やかな時間を過ごせたのは今では大切な思い出。
ちょっとしたピクニック気分。
休憩を終えてピューロランドへ。
お城のような建物……室内とは聞いてたけどほんとに大きいなぁ……。
入口にたどり着いたところでインシデント発生。
私はなんと自分のワクチン接種証明書のコピーを大きなかばんにいれっぱなしにしたまま東京駅のロッカーに入れていた。……あほなの?
幸いまりるりんとさんに言われて事前にスマホで写真とってたからよかったけれど……ほんとなんにも考えてないんだな、私って……反省。
私は3回目のワクチン接種証明書がすでに手元になくて、あるのは4回目のものだったのだけど問題なく通してもらえた。
そんなこんなだけど幸い大事には至らず、いよいよピューロランドに入場。
遠くに見えるお城
ピューロランド入場
入場して、とりあえずみんなでカチューシャをつけようという話になっていたのでそのままエントランスショップへ。
シナモンの大きな耳が模られたカチューシャを4人でお揃いで購入。
カチューシャなんてつけるの初めてで、付け方わかんなくて下向くたびにおっことしそうになってたな。あれは耳の後ろに通さないとだめなんだね。
私はメガネかけてないからいいけど、3人はメガネと干渉するからちょっと苦労してた。
……このとき生まれて初めて自撮りという行為をしてみたのだけどそれはここには上げないよ?
シナモロールのコーナーを見つけて思わず撮影。
シナモンくんのいぬみみをかたどったカチューシャを購入……どきどき。
イーブイのデザインのお財布は私のだよ。
そのあとエントランス奥のコインロッカーがあるエリアへ。
コインロッカーに持ち歩くのに邪魔になる荷物をしまう。
トイレを済ませたり、自動販売機で水分の補給をしたりしてたのだけど、このとき購入したスポーツドリンクが後々大変なことになるなんて想像してなかったな……。
キャラグリレジデンス
イベントの関係で12時頃にサンリオタウン1階フードコートに集合と約束して2手に分かれて別行動。
まりるりんとさんはIさんと、私はよしさんとペアで行動することに。
私はこのあたりのスケジュールもよく理解できてないままだったのでやっぱり言われるがまま……まりるりんとさんとIさんは1回目のハロウィングリーティングという撮影会イベントへ、
私達は買いたいものの目星をつけるために再びエントランスショップへ戻って見て回る。
その後歩いてたどり着いたのはストロベリーホールというところみたい。
キャラグリレジデンスというイベントが開かれていて、ここでシナモンくんとの撮影会が行われているのだそう。
連れてきていたぬいをかばんの外に出してあげる。
外はマンションかホテルかみたいな雰囲気。
たくさんの扉と、窓から様々なサンリオのキャラクターたちが覗くイラストが飾られていた。
なんだかポップな雰囲気、奥のモニタには「サンリオカーニバル」というファミコンのゲームのプレビューが流れていた。
動いてるとこはじめてみたよ。たしかファミコンとゲームボーイで発売されたパズルゲームだったっけ。
発売時期の関係上シナモンたちは登場しない。ざんねん。
ちょうどシナモンくん(のキグルミの中の人)の交代時間だったようで、廊下を移動するシナモンくんに出会えたよ。
撮影会だけど、よしさんはできればシナモンくんとツーショットが撮りたいと言っていたので了承。
代わりにハロウィングリーティングでは交代して2人でそれぞれとる約束になった。
シナモンくんのソロショットは何枚か撮影してたし私としてはもうそれだけで満足だったんだ。
私自身はあんまり写真得意じゃないしさ。
あちらこちらからサンリオキャラクターが覗く通路をぬけて。
シナモンくんっっ!!!
ピューロランドでの昼食
ストロベリーホールをあとにして、合流ポイントのフードコートへ。
私達が先についたみたいなのだけど、フードコートも広いから床の色なんかを参考にDiscordの連絡用チャット欄に書き込もうとしたところで合流完了。
みんなで人形並べながら、交代で注文へ。
まりるりんとさんはポムポムプリンのカレーを、Iさんはマイメロディのカレーを注文していた。
私は「シナモンとみるくのとろ~りたまごのブルーカレー」とサラダを注文したのだけど、よしさんはなんにも注文せずに席に戻ってきた。
よしさんは当時摂食障害を抱えていたため、食べきれるか心配だからと注文できなかったのだそう。
でもやっぱりみんなで食べたいしと思った私はシナモンとみるくのカレーを譲って、食べられるだけ食べて、残ったぶんだけ私が食べるからと伝えた。
まりるりんとさんからお手製の、リルルたちが描かれたイラストをもらう。
はがきになっていて、記載を済ませてピューロランド内のポストに投函すると印鑑が押されて自宅に届くのだとか。
でも私達は思い出にとそのまま持ち帰ることにした。
食べる前にみんなでお話してたところでまた大事件。
妙に私の手持ちかばんが湿気ってるなと思ったらかばんの中のスポーツドリンクの蓋が閉まりきっていなかったのかあいちゃったのか……
とにかく私のかばんの中は水浸しのだいさんじ。
袋から出して使ったのはつい先日なのに、かばんはあっというまにスポーツドリンクのにおい。
中にはNintendoSwitchも入れていて、水がたれるSwitchケースを手にして呆然とするしかなかったのだけど、
見かねた近くの女性がペーパータオルを箱ごと持ってきてくれたのでそれで湿気をとることに。本当にありがとう。
みんなに手伝ってもらって一通り湿気を拭うと、まりるりんとさんが買い物に使っていた袋を借りて、一度すべての荷物を退避。
しばらくかばんはびしょびしょのSwitchケースだけ入れて乾かすことにした。
Switchは幸い電源をOFFにしていたのと、ケースが水を吸ってくれたので本体だけを袋に移動。
衝撃が心配だけどもうこれは仕方がない。電源がはいるかどうかもわかんない、とにかく乾かすしかないものね。
ようやくみんなでご飯。
サラダはカップに入ってたのだけど、蓋いっぱいに盛られたそれに上からドレッシングをかけたら想像どおりこぼれてしまう。
おさらに移してからいただきます。
よしさんは遠慮してカレーを半分残そうとしてくれてたみたいだけど、私としては今は食べたいだけ食べてほしかったからそう伝えたら無事完食。
なにも食べられない、なに食べても吐いてしまうつらさは私には想像ができない世界……ほんとうにホッとしたんだ。
私の方はというと、サラダの奥に大きなじゃがいもが入ってて想像以上にお腹がはってしまった。
逆によしさんに助けられちゃう形になっちゃった。こんなとこまで計画性ゼロ。
このかばんの中がたいへんなことになってるなんて露知らず……。
リルル・るか・トゲたろうのトリオ。まりるりんとさん作、改心の出来。
いただきま〜す!
ハロウィングリーティング
びちゃびちゃのかばんを気にしながらフードコートをあとにする。
4階のシナモロール20周年記念の撮影スポットをまわる。
よしさんにお願いされたのでよしさんのスマートフォンをお借りしてよしさんをぱしゃぱしゃ。
カップルと思わしき二人組も、子連れで訪れたらしい親子も。いろんなひとたちがいたよ。
みんなシナモロールファンなのかな。
可愛らしいのだけど、全体を入れようとするとどうしても人が小さくなっちゃう。
和飾りっていえばいいのかな?トップを飾るシナモンの隣にはクロミ。
たしか彼女は世界クロミ化計画を準備中なんだったっけ、
私はあまり詳しいことは知らないのだけど、でも少し気になってたんだ。
どんなときでも自分らしくいられるって素敵だよね。
後ろに顔をのぞかせるのはルロロマニックの2人組。
ルロロマニックってシナモロールの逆さ読みが由来なんだって。
霧の漂うライブホールをぬけて、フェアリーランドシアター前で二人で休憩……。
私が疲れやすいから、こまめに休憩を入れてもらっていた。
2回目のハロウィングリーティングに参加するはずなのだけど、どうにもここであってたか不安。
まりるりんとさんとIさんと合流して、2回目のハロウィングリーディングに参加。
ハロウィングリーティングはハロウィンコスチュームのシナモンくんとの撮影会。
まりるりんとさんとIさんは1回目で撮影を済ませていたから、2回目はよしさんと私だけで撮影へ。
私は別に構わなかったのだけど、よしさんに一人で撮影してきていいよと伝えたら「それは約束が違うよ」と叱られてしまった。
制限時間は60秒。30秒ずつ交代で2人でシナモンくんとツーショット。……写真は恥ずかしいからあげないよ、センスないのばれちゃうし。
記憶が確かならまりるりんとさんから、もともとシナモンたちにはハロウィン衣装を着せにくいからと追加でデザインされたのがルロロマニックの2人組、なんて話を聞いたはずなのだけど、今ではシナモンたちもハロウィン衣装が板についちゃってる。
上からシナモン、シフォン、モカ。
ハロウィンコスチュームもかわいいっ!!
ドリームカフェ
よしさんが休憩も兼ねて一度喫煙スペースへ。まりるりんとさんも一緒についていった。
Iさんと二人で一足先にシナモロールのドリームカフェにはいる。……のだけどここで4人分の席が取れなくておろおろしてたんだっけ。
席が取れそうにないことを連絡用Discordのチャットに書き込んだあたりで偶然席が空いたのでなんとか確保。
まりるりんとさんが戻ってきたけど、合流する前に先に注文に行ってたみたい、というのも私達は先に注文済ませてて、注文したもの持ったまま席を探しているものと思ってたみたいなんだ。ほどなくしてよしさんとも合流できた。
まりるりんとさんが注文したのは「モカのホワイトチョコミルク」、「シフォンの季節のシフォンケーキサンド」、「アズキのもちもちボールドーナツのはんなり♡スイーツ」の3つ。欲張りセット。シナモエンジェルズの3人組をどうしても揃えたかったんだって。
まりるりんとさんが先に注文を済ませたので他の3人が別で並んでいたのだけど、並んでる間まりるりんとさんはいろんなパターンで撮影チュウ。グループ3人全員揃い踏みっていいよね。
他の私含めた3人はみんな「コルネとポロンの飲むピーチゼリーヨーグルト」を注文。
わりとギリギリまで悩んでいたのだけど、よしさんがこれを注文、Iさんが続けてこれ注文したらもうそりゃもう私もコレにするしかないよね。
支払いが一定額以上になると特典がもらえるらしく、よしさんはそれを欲しがってたのだけどすでに在庫がなくなっていたので受け取ることはできなかった。
……シナモロールがテーマなのに肝心のシナモンロール売ってなかったなっていうのはちょっときになっちゃったり。
設定上はシナモンロールはシナモンの得意料理でもあって、自分一人だけで一から調理して焼き上げることができるんだとか。
あと、今度はかばんや袋の中が大惨時になることはありませんでした。ひとあんしん。
ちょっとブレちゃってる……。
桃色のこはポロン、ユニコーンのこはコルネ。二人ともシナモンと同じ、青い瞳。
注文したドリンクゼリー。おそろい。
いただきま〜す!
カフェの中はシナモンたちのイラストでいっぱい!
ゲームコーナー
ドリームカフェを出て、クレーンゲームやガチャポンマシンが並んでるエリアへ。
私がダブらせてしまったのでプレゼントしたシナモロール20周年記念のガチャポンもあったよ。
正直かなり疲労が蓄積してて、とても辛かったのは本当。なんとか持たせなくちゃと思いながらついて歩いていた。
クレーンゲームは私は得意ではないから手を出さなかったのだけど、よしさんがどうしてもお迎えしたいというシナモンの人形の景品を見つけてて、なんどか挑戦したけどなんだか惜しいところでうまくいかない。
隣で見ていたIさんがよしさんに代わって再挑戦。Iさんはクレーンゲームがとっても上手で見事目当ての景品を落としてみせた。ただ隣で見ていただけの私まで嬉しくなっちゃった。
こうして新たによしさんがお迎えしたシナモンの人形は後に「ルーカスくん」と名付けられることになるのだけどそれはまた別のお話。
楕円形のメダル自動販売機も見かけたんだ。
その場で画像を彫り込んで削ってポトンって落ちてくるやつ。
シナモンフレンズ6人が積み重なった様子が描かれたものがあったので思わず購入。
高熱で焼き切ったり彫りを入れたりしているのだろう、できたては熱々だからやけどしないように慎重に。
以前ポケモンセンターヒロシマで同じタイプのメダル買ったことあるんだけど、小さい割に穴とか空いてないから持ち運びにくくて、財布の中にいれて持ち歩いてたらうっかり小銭の自動精算機に入れちゃって自動精算機を止めちゃったことあるんだよね。注意注意。
以前は円形のタイプのもあって、文字も入力したらその通りに彫りこんでくれて、一緒にメダルをはめてキーホルダーやネックレスみたいにできるやつ売ってたんだけど、このタイプは今はないのかなぁなんてお話してた。私はずいぶん前にアクアスという島根県にある海洋館(水族館)でこの円形タイプのメダル自販機見かけたのだけど……
ガチャポンマシーンにもよしさんはほしいものがあるそうなので挑戦!
……する前によしさんはガチャポンマシーンを横から覗いて次に当たりそうな景品を読みとる。よしさんはきっとプロ。
「たぶん次に白いカプセルがくる!!白いからたぶんシナモンくん!」と回してみたら見事白いカプセル!
……なのだけど中身はポチャッコ、たしかにしろいこ。
よしさんによると白でなければおそらく水色なのだけどこれは遠そう、と。
ためしに私も回してみたらピンク色、これはマイメロディだ。やっぱりIさんみたいにはいかないよね。
おなじように回していた女性たちもいて、その人たちもシナモロール目当てだったみたいなのだけど、白を当てて中身ポチャッコという私達と全く同じ状況になっていた。
あの人たちも最終的には目当てのもの手に入れられたのかな。
狙いはピエロのメイクをしたシナモンの人形。
すこし曲がっているのはおそらく仕様。販売機の仕組み上こうなってしまうのだと思う。
上からみるく、シナモン、シフォン、モカ、カプチーノ、エスプレッソ。
「みるく」だけひらがななのは、
彼の飼い主の少女がまだ幼く、ひらがなしか書けなかったためなのだとか。
さいごにもう一度エントランスショップへ
まりるりんとさんだけが当選している「大集合スペシャルステージ」というイベントがあって、これに参加するためにまりるりんとさんは一人で別行動。
今度はよしさんとIさんと私の3人で行動。
閉園時間が迫ってきたので最後にもう一度エントランスショップへ。
ぼんやり見て回ってたらIさんとはぐれてしまって焦ったのだけどIさんが合流してくれたので一安心。
私は文房具類を探してみたのだけど、ハサミとかはあまりなさそうだった。
午前中にきたときに気にしていたクリアファイルとフォトアルバムを購入。
よしさんは棒状のパイが入りのシナモロールの20周年記念のイラストが描かれた缶が気になるのだけど、中身は自分は食べられないからどうしようと悩んでいた。
ならピューロランドを出たあと他のみんなで分け合おうと提案して購入。
Iさんは私が連れていたシナモンの人形とおなじ人形を見つけてこれを購入した。
レジを通ると、奥に円形メダルの自動販売機を見つける。なんだよあるんじゃんかっ!!
販売されている絵柄を見ると残念ながらシナモロールのものはなかったけれど、マイメロディのものがあったので私はこれとキーホルダー型メダルホルダーを購入。
隣の機械で文字も彫りこんでくれるみたいだから、2022/10/21の日付とCHIFFONという私のニックネームを彫りこむ。
マイメロディのデザインを選んだんだね、とよしさんに声をかけられた。言ってなかったっけ、私は実はマイメロディ推しなとこあるんだよ。
そう伝えるとガチャポンであてたマイメロディのグッズを譲ってもらえた。いいの?と訪ねたのだけど、これはしふぉんさんが回した分だから、と。
4階にマイメロディテーマのショップがあることには気がついていたのだけど、みんなで行動していたから私は今回はスルーしてたんだ。
このあたりだったかな、イヴさんから多摩センター凸しようか考えたけどイヴさんのお母様が熱を出してしまったのでいけなくなったと連絡がはいる。
残念なことではあるけれど、でもそれは家族のことを優先してほしいと伝えた。
6月あたりに発売されたものなのだろうと思うけど、でも雨季は秋にもあるものね。
相合傘のキキララ姉弟にも注目。ほんとに仲がいいんだね。
写真は私はあまり撮らないしましてや現像なんてしたことすらないのだけど、なんとなく手にとってしまう。
シナモンにとって一番の友達はカプチーノなのだけど、でも一緒にいるのをみかけるのはみるくとのことが多い気がする。
みるくはシナモンのことが大好きで憧れの存在でもあるという設定らしいので、みるくのほうからアプローチをかけてるのかなと想像する。
輪っかにはめこむとキーホルダーのように飾ることができる。
私のニックネームと今日の日付、なにより忘れられない1日が刻まれている。
よしさんに譲ってもらったマイメロディのグッズ。クリップになっている。
休憩とポップコーン
一度フードコートに戻って休憩。
たしかラストオーダーを過ぎてたんだったかな、中は閑散としていた。
Iさんがおもむろにスマートフォンを取り出してポケモンマスターズEXを起動。私もこれに気がついて起動してみた。最近起動してなかったな。
Iさんはアセロラやミミッキュが推しみたい。私よりもずっとやりこんでたな。フレンドになろうって声をかけようか悩んで結局何も言えなかった。私は腕前全然だものね……。
よしさんが会話に入れない状態になっちゃったのは申し訳なかったな……。
ハロウィン衣装なシナモンが描かれた机で休憩。
フードコートで休憩を終えてコインロッカーエリアへ。
イベントを終えたまりるりんとさんはDiscordでフードコートへ向かっていると連絡があったのでよしさんがコインロッカーのところにいると連絡。ちょっと焦っちゃった。
荷物を取り出してから、エントランスにある最後にとハローキティのポップコーンの自動販売機へ。
たぶん同じこと考えてた人多いんだろな、そこそこ人がいた。私よりも先に購入していた女性はハンドルをぐるんぐるんと回してたね。
よしさんは塩味とバター味を好んでいると話していたので、よしさんが塩味を購入したのをみて私はバター味を購入。
飛行機に乗ったキティちゃんのポップコーン自動販売機。このタイプはみたの初めて。
ピューロランドを後に
17時前、ピューロランド閉園間際にピューロランドを後にする。
日没が早いからか周りがビルで囲まれてるからか、すでに日が差しこんでこない。風が少し肌寒い。
行きでみんなでマカロンを食べたベンチに座りこむ。もう足が棒になりそうなくらいクタクタ。
よしさんが買ってきた棒状のパイと2人で買ったポップコーンをみんなでわけっこ。
よしさんとIさんと私でそれぞれシナモンの人形とりだして写真をぱしゃり。
パイやポップコーンをわけあっているところ。
かばんや袋の中はシナモロールグッズでいっぱい。
3人でシナモンの人形をだしてぱしゃり。右奥がおもちくん。
休憩を終えて駅まで歩く途中のコンビニで、耳に薄ピンク色のハートがうかんでいるシナモンの人形を売っているのを見かける。
なんだか一目惚れしちゃってみんなに待ってもらって買ってきた。こういうファンシーなのすきなんだ……。
でもこの人形、ピューロランドの中では見かけなかった。外でしか手に入らないものもあるんだね。
行きで見かけたステンドグラスをもう一度見上げた後、みんなに連れられて列車に乗りこむ。
まりるりんとさんが気を利かせて私達に優先して席を譲ってくれたので少しでも疲れを回復させることに集中する。
……私だけじゃない、みんな極限状態だったんだろな、よしさんもIさんもぐったりしてた。
私はみんなに気遣ってもらってばかりで私はみんなのことまで気が回ってなかったなと思う。
ほんとはサポートに入る予定のはずがこの有様。予想できてなかったわけではないけど、でもこれは流石に、ね……。
ったりしているみんなを気にしつつ、しばらく列車に揺られる。
シナモロールカフェ
シナモロールカフェに到着する。
4人席に各々座って注文をかける。
まりるりんとさんとIさんは「おやすみオムライス」、私とよしさんは「みるくのみるくぱすた」をそれぞれ注文した。
私は途中でお手洗いに行くために抜けたのだけど、多分その間に注文したのだろうな、戻ってきて人形をとりだしてみんなと遊んでいた私を出迎えたのは、
「Happy Birthday しふぉんさん」
おさらに文字の書きこまれた、シナモンの形をしたバースデーケーキ―――
まりるりんとさんとよしさんには教えてほしいって強くお願いされて誕生日教えてたんだ……無理に覚えなくていいよって言ったのに……。
驚きのあまり頭が固まってしまった私にもう一つ、手紙の形に折られた、チラチーノのシールが貼られた封筒が手渡される。封筒の中に入っていたのは「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット ダブルパック ダウンロード版」
あんまりに驚きすぎてたんだろな、実のところこのあと自分がなにをしていたのか、どんなお話をしていたのかは記憶があちこち飛んでしまっていてうまく思い出せないんだ……。
覚えているのはせっかくサプライズしてもらったのに私はどうしていいかわからなくなっちゃったことと、
疲れが溜まってたのとサプライズの嬉しさでもう体がまともに動かなくなってしまったこと。
泣きそうなのに、でも涙は流れなかったこと。
よしさんにもまりるりんとさんとIさんから、「ポケットモンスター スカーレット ダウンロード版」と「ポケットモンスター バイオレット ダウンロード版」の2つがはいった封筒が手渡された。
よしさんがどちらか選んで、もう片方をまりるりんとさんが選ぶんだって。そういうのもいいなって思う。
よしさんからは過去にご飯を買うお金にも困っていた時期があって、その頃私がAmazonポイントで食費の足しにでもしてほしい、とポイントを送ったことについて改めてお礼を言われた。
……私はそんなの、「もう忘れたよ」って返したんだ、恩着せがましいのはいやだしさ。
私も言われてそういえばそんなこともあったなってくらいだったのだけど、でもよしさんには「忘れただなんて言わせないよ」と釘を刺されてしまう。
私はみんなが元気でいてくれるのならそれで十分なのだけど、みんなはそうでもないの、かな……。
お昼にスポーツドリンクがかかってしまった私のSwitchに電源を入れてみたところ無事に電源が入ったからポケットモンスター ブリリアントダイヤモンドを起動。以前まりるりんとさんにお願いしていたまりるりんとさんのチームに入れてもらった。
なんでかWi-Fi経由だとレコード混ぜられなかったんだよね。
内心テンパっているのはずっとそうで、注文したパスタを喉に詰めかけた……もういま思い出しても枕に顔をうずめてジタバタしたくなるほど恥ずかしい。
そして多分パスタを喉に詰めかけた衝撃がトドメになったのだろう。
私は全身から汗を吹き出しながら体が震え始めるのを感じた。
――嬉しすぎて自立神経を壊してしまったんだ。もうあまりにも情けなくて、申し訳なくて……サプライズ、してもらったのにな……。
ケーキも結局一人では食べ切れなくて、よしさんに半分食べてもらったことは覚えている。
本当に私は何をやっているのだろうって、内心はすごく落ちこんでいた。
みんなの期待に応えられてないんじゃないかって、そんな気がして……みんなはそんなこと言う人じゃないってわかってるのに……。
シナモロールカフェでも人形を並べて。
お迎えしたばかりのシナモンくんも一緒に。
黒いこはルロロマニックの片割れ、ベリー。
実はこれは仮の姿で真の姿ではないのだとか。
あちこちの席に飾られたシナモンの人形。
私は一度座りそこねておしりで潰してしまった……ごめんなさい……。
バースデーケーキと誕生日プレゼント……
実は本当の誕生日はもう少し先なのだけど、でもこれ以上ないくらいに嬉しかったんだ。
なのにびっくりしすぎて記憶が飛んじゃって、どんなことお話してたか覚えてなくて……
いわゆるカルボナーラ。
テンパりすぎててみっともない食べ方した上に喉につまらせかけた挙句、
自立神経を壊してみんなを慌てさせてしまう。
味も覚えてないんだよね……ほんと何してるんだろう……。
一日の終わり
カフェ内のグッズコーナーでグッズをいくつか買って、帰りの列車に乗る。
汗をかいているのに寒気。上着のチャックをぜんぶしめてなんとか耐える。
意識の連続性も少し怪しいレベルだけど、ぼんやりとよしさんの連れていた人形「おもちくん」に助けられていたことは覚えている。
ふと気がついたらなんとか東京駅までもどってきたらしい。
でもロッカーのある八重洲南口は反対側。途中で寒気は収まったんだったかな、暑くなったので上着を調節しながら、右足を引きずるように歩いていた。
なんとか到着したところでトイレをすませ、ロッカーから荷物を取り出す。
電子マネーをタッチするだけでいいらしい。私以外の3人は夜行バスに乗って帰るのだけど、まだ時間が十分あるからとまりるりんとさんが東京駅のホテルまで案内してくれることに。
よしさんとIさんと握手をしてもらって今回はお別れ。ほんとうにありがとう。
まりるりんとさんがに何度も声をかけてもらいながらホテルまでたどり着く。
……歩くことだけで必死だったから、これも内容はよく覚えてない。
たしかメトロが十分に引き回されてるから、帰りはメトロの看板を目印にすればいい、とかそういうことを教えてもらっていたのだと思うのだけど……。
歩いてる間はこんどは身体が熱くて上着は脱いでいた。
いくら必死に歩いてるといっても暗く冷えきった外でこれなのでもう身体がおかしいことは明らかだった。
来た道もろくにわからないまま、まりるりんとさんの案内でなんとかホテルにたどり着く。
幸い部屋は空きがあったので無事にチェックイン成功。
最後にまりるりんとさんとも握手してもらって部屋へ。
まりるりんとさんもほんとうにありがとうね。
無事に部屋の中に入れたことをDiscordで連絡する。
ログによるとどうやらまりるりんとさんは部屋に無事に入ったって連絡するまで戻らずに待っていてくれていたみたい……。
脱いだ服も荷物も何もかもなげっぱなしのままなんとかお風呂にはいる。
お風呂から上がると、髪も生乾きのままにベッドに寝転ぶ。
……無事に今日がおわる。
そう思うと、やっと安心したのと、申し訳ない気持ちが湧き上がってきたのと。ようやく、ようやく涙が溢れ出したのを覚えている。
まりるりんとさんが無事他の2人と合流できたと連絡。ほんとうに全部うまくいったみたい。
夢うつつのなか、ほどなくして眠気がやってきて、Discordのチャット欄にお礼を書きこんでから就寝。
ほんとうにありがとう……。
帰路
目を覚ますとあたりが明るい。午前6時を過ぎている。
今度は夢じゃない。
身体が動くことを確認して散らかした荷物をまとめていくのだけど、荷物の整理はできてもまだ頭の整理ができていなくて、いろんなことを考えてしまう。
今は無事に帰宅することだけに集中しなくちゃ……。
思い出の品を机の上に集めて一枚ぱちゃり。
……これから帰るよ。
ホテルをチェックアウトする。
昨夜なんにも覚えてなかったからだろな、ホテルの出口がわからなくて受付の人に助けてもらってしまう。
ナビを頼りにひたすら歩く。
今日はもう、他の誰かにつきっきりで助けてもらうなんてできない。全部自力でなにもかもするしかない。
大きな駅だから歩いている途中で案内を見つけることができた。
……のだけど、案内に沿っていくと地下通路。あちこちにある地図とにらめっこ。
なんとか八重洲南口にたどり着いて新幹線の切符を購入して時刻表を見ると、ちょうど帰りの駅に降りられる新幹線があった。
またまた時間がなくて、売店で駅弁だけ購入して新幹線に駆け込む。
東京にさよならをして。
Discord連絡用チャットによると他の3人は無事に帰宅できているらしい。
あとはもう私だけ。買ってきた駅弁を食べてから、音楽を流して到着を待つ。流していた音楽は
久遠 ~光と波の記憶~ ……Final Fantasy X-2
昨日を振り返って。日常はまだ続いていく。作中でも出てこなかったけど実は歌詞があるんだとか。聞いたらイメージ変わっちゃった曲でもある。
勇者の故郷 ……Dragon Quest IVより
もうひとりなんだよねと思うと、寂しくなっちゃって……遅いよね、色々と。でも感情は止まらなかった。
新幹線からみえた景色。東京にさよなら。
本当なら昨日の朝注文したつもりの駅弁。今日はきちんと注文できた。
新幹線で数時間。
ようやく駅で降りると、わりと近い時間にそのまま在来線に乗り換えられるらしい。
家についてももう何もできないことはわかっていたのでお昼ご飯にと駅弁をもう一つ購入。
よしさんにプレゼントしたかったシナモンと紅葉の靴下もなんとなく購入。またお会いできる機会があればいいな。
在来線は空いていた。荷物をおろしてゆったり過ごす。
在来線にて。ポケットからシナモンくんがひょこり。
目的の駅を降りて、もうここまで帰れば後すこし。
なんとなく炭酸飲料を買ってしまう。疲れてたんだろな。
目的の駅にて。レトロなクリームソーダ。
後夜祭
午後1時すぎ頃、ようやく帰宅。
Discordの連絡用チャットで無事を報告して、あとはまた色々投げ出したままおふとんにぱたり。
布団の上で力を抜いてオフ会でのことを思い返していると、いろんな知らない世界、見せてもらっちゃったなと考えていた。
そうしていると、ふと頭の中を流れたメロディがあった。
ドアクロール 川嶋あい
「チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮」のテーマ曲。
聞いたのはほんとうに久々。
このときの私の感情がこの歌にいろいろ近くて、
自分の言葉でうまく伝えられない私はこの歌のことをDiscordに書きこんだ……
なんとなくでも伝わればいいなと思って。
自宅でもう一度思い出の品を。無事に帰ることができてほんとうによかった。
チャット欄で後夜祭っぽい時間を過ごす。
みんなで写真を貼りあって思い出がたり。
一休みしてすこし元気になると、買っておいた駅弁でお昼ご飯を楽しんだ。
Switchでブリリアントダイヤモンドも起動してチーム内成績を確認したり。最近のプレイ記録がないからか、ゲーム内のテレビはCMばかりでまりるりんとさんのプレイ状況は見られなかったな。
旅の途中、何度も私を助けてくれた、よしさんが連れてた「おもちくん」にもようやくお礼が言えた。
おもち「ボクなにもしてないよ?そばにいただけだよぉ」
そこにいてくれる、みていてくれる。それだけで頑張れることもあるんだよ。
16時くらいだったかな……また少し疲れて、遅い時間だけどお昼寝するかたちでお開きとなった。
自宅で駅弁。写真は弁当を覆う油揚げをめくったところ。
しかしこうして思い返すと買った駅弁は全部海の幸系だね。
山の幸系だとしいたけは欠かせないのだろうけど、
私がしいたけ苦手だからこうなったんだろな。
よしさんのご家族。旅の途中、幾度となく私を励まし助けてくれた。
名前の通りおもちがた。もちもち……。
オフ会前によしさんにしっかり洗ってもらってたんだとか。
お風呂もすきなんだって。
よしさんはこうして人形にも名前をつけて
とても大切にかわいがっているのだけど、
まりるりんとさんもそのリスペクトで人形に名前をつけるようになったのだそう。
よしさんとともに、わたしたちにいろいろなきっかけをあたえてくれたこ。
画像はよしさんからのいただきもの。
新しく加わったよしさんのご家族。
オフ会から2日後の10月23日によしさんによって名付けられた。
クレーンゲームに苦戦したけれどIさんの助力もあって無事お迎え。
ちょっぴり怖めなメイクだけど、でもほんのりピンク色なほっぺは隠せてない。
そんなところもかわいい。
画像はよしさんからのいただきもの。
自宅でぬい撮り練習。まずは1枚。
私のぬい撮りスキルはまだまだ足りない。
私のせいでトラブル起こしてばかりで、サポートにはいるはずがずっと足を引っ張りっぱなしだったなと振り返って思う。
でも、それでも今では勇気を出して行ってよかったなって心から思える一日だった。
ほんとうに、ほんとうに楽しい時間をありがとう。
誕生日プレゼントに頂いた
ポケットモンスター スカーレット・バイオレット ダブルパックを開封。
開けたのは私の本当の誕生日の日だったのだけど、
残念ながらそのときはまだ配信が始まってなくて受け取れなかった。
これは11月11日の写真。
11月18日、スカーレットでのプレイを開始後、
ひねくれものな私は、シナリオを一切無視したわけのわからないルートで
旅をしはじめてしまうのだけど、それはまた別のお話。
忘れられない一日になったよ。ほんとうにありがとう。
また一緒に遊んでね。