結婚したい男女に捧ぐ、婚活パーティーの魅力
この記事は、深海アドベントカレンダー2019、12月5日の記事です。
◆ごあいさつ◆
こんにちは。深海(しんかい)と申します。
アドベントカレンダーは書くのも読むのも好きで、今年は自分でアドベントカレンダーを作ってしまいました。
5の倍数の日に、どこに需要があるのかわからない記事を投稿していこうと思います。
どうぞよろしくお願いします。
◆この記事の概要◆
“結婚”が、全ての人が享受できるライフイベントではなくなってしまった現代。
分散SNSでも、結婚について語ったエモい投稿が、時折TLを流れてゆきます。
この時代に結婚をするためには、ある程度能動的に動く必要性があると感じていますが、その選択肢の一つとして存在するのが婚活パーティーです。
先日ノリで婚活パーティーに参加してみて、「もしかしてこれ、世間でイメージされているほど悪いものではないのでは?」と感じました。
自分が感じた婚活パーティーのよさについて、主観バリバリで語っていこうかと思います。
分散SNSにいる結婚したい男女にとって、少しでも有益な情報になれば嬉しいなあ。
◆実際に参加してみて感じた、婚活パーティーの魅力◆
婚活パーティーの魅力をひとことで言うなら、「合理的」という言葉がしっくり来ます。
以下、どういうところが合理的なのかを解説していきたいと思います。
①ある程度は結婚を意識している人たちが参加している
世の中、結婚願望がある人もあればない人もいます。当然ですね。
しかし、さまざまな事情で「少しでも早く結婚したい」と考えている人にとっては、この事実はとてもやっかいです。
恋愛の、特に初期においては、結婚の話題はどうしても駆け引きを生んでしまいます。
「付き合う前から結婚の話をしたら重いかな?」「ここは結婚の可能性を匂わせておいた方が、相手は離れて行きにくいかな」というような。
その結果、「彼氏がなかなか結婚してくれないが、情が移って離れられず、婚期を逃がす女性」みたいな、ありがちな悲劇が生まれたりします。
その点婚活パーティーは、急ぎではなくとも「いずれは結婚したい」と考えている人が集まる場なので、余計な駆け引きがなく、悲劇を生みません。
子どもは何人ほしいとか、結婚しても仕事は続けたいとか、地元で家業を継ぐから手伝ってほしいとか…そういう将来の話をきちんとした上で、考えが合う人と付き合えるのもいいよね。
②特定のスペックを満たす人たちと出会える
女性に年齢を聞く…
男性に年収を聞く…
基本的には出会いの場ではタブーとされている行為です。
だけど結婚を考えるなら、軽んじることはできない要素ですよね。
婚活パーティーでは、それぞれのイベントに「男性の年収〇〇万以上」「男性〇歳~〇歳、女性〇歳~〇歳限定」等の参加条件があります。
自分の参加できるイベントは制限されますが、本人に聞かずとも参加者のスペックがわかるのはメリットと思います。(嘘をつかれた場合はどうしようもありませんが…参加にあたっては、身分証明書の提示が義務付けられていることが多いはず)
婚活パーティーにまつわる偏見として、「売れ残りBBAしかいないんじゃないか」「普通に生活してたら恋人ができないような人しかいないのでは」というものがありますが、自分が観測した範囲では、魅力的な人もたくさんいました。
③「友達としては好きなんだけど…」というような”微妙な関係”になりにくい
①とかぶる部分もありますが、個人的には一番魅力を感じる要素です。
学校、職場、趣味の集まり…様々な場所で男女は出会いますが、その関係性の全てを”恋愛”や”結婚”で語ることはできません。
性別を越えた友情や信頼関係が生まれること、ありますよね。
それ自体はとても素敵なことなんですが、互いの認識にズレがあると、たちまち悲劇が生まれます。
一方は”いいお友達”だと思っている。しかしもう一方は、胸の奥で恋心を燃やしている…
僕にとって恋愛とは、そういう体験の連続でした。
同級生にちょっと優しくされたことで勘違いして、7年間も不毛な片思いをしたり…
男女混合の友達グループで、三角関係になってしまったり…
みなさん多かれ少なかれ、似たような経験をしているのではないでしょうか。
その点婚活パーティーは、「人としては嫌いじゃないが、恋愛や結婚は考えられない(いわゆる”いいお友達”枠)」と思われてしまえば、はじめから距離が近づくことはありません。どこかでNGサインが返ってきます。
恋心に火が付く前に、終わらせてくれる。
なんて優しい世界なんだろう。
◆おわりに◆
後半でポエミーな感じになってしまいましたが、以上、僕が考える婚活パーティーの魅力についてでした。(夜勤明けの夜はエモが止まらないからね。仕方ないね。)
少しでも興味があれば、話のネタになると思って参加してみるのも楽しいと思います。
婚活パーティーは合理的である反面、容赦なく現実を突きつけられて傷つくこともあります。
ただ、うまくいかないことがあっても、あなたの価値が否定されるわけではない。それを忘れないでください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。