マストドンとは
マストドンとは
一言で表すと、「短文投稿型のマイクロブログサービス」です。
既存の類似サービスとしてはTwitterやGNU socialなどに近いです。
特徴としては、以下のことが挙げられます
- 500文字までの発言(トゥートという)ができ、画像(GIFアニメ含む)や動画を添付することもできる
- インスタンスと呼ばれる各サーバーと繋がることで、世界中の人々と繋がることができる
- ローカルタイムラインや連合タイムラインというものが存在し、これによって誰もフォローしない状態でも楽しむことができる
- 運営が分散しているため、一部に権利が集中しないようになっている
- ライセンスの下、誰でもサービスを運営することができる
- GNU socialとプロトコルレベルでの互換性がある
Twitterと何が違うか
これに関しては、Twitterから移る人の多くが抱く疑問に持つ点ですが、特にエンドユーザー側の視点では、以下のようなものが挙げられます。
- 投稿文字数が多い(140文字→500文字)
- 連投制限などが大幅に緩い(例: 15ツイート/15分→300トゥート/5分)
- 誰もフォローしない状態でも、複数のタイムラインにより楽しめる
- 通報などによる凍結は、運営側によって基準が変わる(自分が運営の場合自分でルールを決められる)
- @以下のID(表示名)は登録後に変更できず、アカウントを削除した場合は再度有効化させられない
- インスタンスごとに変更された特徴がある場合、それぞれの楽しみ方がある(Pawooのメディアタイムライン/friends.nicoの生放送タイムラインなど)
- 誰でも開発に関わることができ、ユーザー主導で開発が進んでいくため機能がユーザー視点である
- 広告やユーザーの解析が無い
技術的なことを込みで言うと、「OStatusを使用したプロトコルレベルでのGNU social互換なマイクロブログサービス」です。
バックエンドではNginx, Ruby on Rails, Radisなど、フロントエンドではReactやWebpackといった技術が使われています。
多くの場合DockerやVagrantといったコンテナ内で運用されています。
v1.5.1現在、AGPL-3.0の下で公開されています。
また、オープンソースであることから、上記の特徴すべてがどのインスタンスでも例外なく当てはまるわけではないです。
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